【読書のメリット7選】読書を習慣化する効果的な読書法とは?体験談付きで紹介

読書

「読書に興味はあるけど、活字を読むのは苦手だし…」

「読んでも読んでも、効果を実感できない」

「子供に読ませたいけど、どんなメリットがあるんだろう」

そんな悩み、抱えていませんか?

結論からお伝えすると、読書には想像以上に多くの効果があり、人生を豊かにする最高の習慣です。

実は僕自身、ほんの数年前までは「活字を見るだけで眠くなるタイプ」で、読書とはあまり縁がない生活を送っていました。
それが今では、年間150冊以上、トータルで1000冊の本を読むほど読書が習慣化され、物事を多角的に考えれられるようになったんです。

この記事では、

  • 読書で得られた【7つのメリット】
  • 知っておきたい【3つのデメリット】
  • 習慣化に効く【効果的な読書方法4選】

について、分かりやすく紹介していきます。

「読書を始めたい」「読書の効果を知りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

読書のメリット7選 本を読むと人生が変わる理由とは?

「読書をすると何がいいの?」
「本を読む時間がないけど、やっぱり読んだ方がいいの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、読書がもたらす7つの具体的なメリットを紹介します。
本を読む習慣がない人にこそ、知っていただきたい内容です。

語彙力・文章力が磨かれる

  • 普段使わない言葉や表現に触れられる
  • 知らない単語に出会うことで視野が広がる
    会話力・書く力にも好影響!

読書を通じて、普段の生活では出会わない言葉や表現に触れられます。
日本語ネイティブであっても、本に登場する語彙や表現をすべて理解できるわけではありません。

僕自身、今でも読書中に「これなんだろう?」と思う言葉に出会うことがあります。

だけど、それが読書の醍醐味。
次に同じような表現が出てきたとき、「あ、これ前に読んだ本に出てきた言葉だ!」と感じる瞬間が増えました。

その瞬間に、自分の成長を感じられます。
語彙力や表現力が自然と身につくことで、「話し言葉」や「書き言葉」にも磨きがかかります。

知識や教養が身につく

  • 専門書で仕事力アップ
  • 小説で人間ドラマを追体験
    →人生の擬似体験ができ、判断力も磨かれる

専門書やビジネス書を読むことで、自分の仕事や興味のある分野に役立つ知識が得られます。
歴史書や哲学書を通して、過去の出来事や偉人たちの考え方に触れることも可能です。

さらに、小説やエッセイでは他人の人生を追体験できます。
時間には限りがあるからこそ、自分だけの経験に頼るのではなく、本で「他人の失敗」や「別の視点」を借りることで大きな成長につながります。

コミュニケーション能力が高まる

  • 登場人物の感情を想像する力が身につく
  • 知識や話題が増える=会話の引き出しが広がる

登場人物の心情や背景を想像しながら読むことで、他人の気持ちを思いやる力が養われます。
これは、実生活でも人との接し方に好影響をもたらすでしょう。

また、語彙や知識が増えると会話の引き出しも自然に広がり、立場や年齢の違う相手ともスムーズに話ができるようになります。

ストレスを軽減する

  • 6分間の読書でストレスを68%軽減
    →散歩やゲームより高い効果!

イギリス・サセックス大学の研究によると、6分間の読書でストレスレベルが68%も軽減されたというデータがあります。
これは散歩(42%)やゲーム(21%)を上回る結果です。

個人的には、寝る前の読書がおすすめ。
スマホではなく紙の本を選べば、目も疲れにくく、自然とリラックスできます。

健康に良い影響を与える

  • 読書する人は2年長生きする
  • 認知症リスクも減らせる

アメリカ・イエール大学の研究では、読書をする人はしない人より約2年長生きするという結果が報告されています。

さらに、21年にわたる研究では、週に1回の読書が認知症のリスクを7%下げることも明らかになっています。読書によって生活リズムが整い、脳が活性化されることが健康につながるのかもしれません。

多様な価値観に触れられる

  • 同じ本でも、感じ方は十人十色
  • 感想を共有することで自分の視点も変わる

同じ本を読んでも、感じ方は人それぞれ。
読んだ本を誰かとシェアして感想を語り合えば、新しい視点や気づきが得られます。

自分の考えが変わる瞬間があり、それが読書の面白さでもあります。

時間を有効活用できる

  • 通勤中・スキマ時間に「ながら読書」
  • 月に3冊読むだけで、日本人の上位10%の読書家に!

通勤・通学やちょっとしたスキマ時間にはYouTube
なんとなくスマホを眺めていたら1日が終わっていた…

そんな経験はありませんか?

文化庁の調査によると、日本人の約47%が1ヶ月に1冊も本を読んでないそうです。
1〜2冊の人も含めると、約87%が「月3冊未満」にとどまっています。

つまり、月3冊読むだけでも”読書上位10%”の仲間入り。
1冊あたり2〜3時間ほどで読める本も多いため、1日20分ほど読書にあてるだけでも十分達成可能です。

YouTubeをダラダラと見ているその時間。
全部じゃなくていいので、20分だけでも読書しませんか?

読書のデメリット3選 メリットだけじゃない?注意点もチェック

これまで読書のメリットを紹介してきましたが、実はよいことばかりではありません。
読書にもデメリットがあります。

ここでは代表的な3つを紹介するので、あらかじめ把握しておきましょう。

購入費用がかかる

  • 専門書は特に高額。本好きだと年間数万円に
    →図書館・古本・メルカリでコスパよく読めます!

当然ながら、本を買うためにはお金がかかります。
特に専門書は高額なものが多く、気軽に手を出しづらいと感じることもあります。

最近では、文庫本ですら1000円を超えることもあり、読書が「お金のかかる趣味」に変わりつつあるのを肌で実感しています。

僕自身、昨年1年間で使った書籍代を集計したところ、10万円をはるかに超えていました…

ただし、工夫次第でコストをおさえることは可能です。
図書館を利用すれば無料で本が読めますし、古本屋やメルカリを活用すれば定価の半額以下で購入できる場合もあります。

ちなみに僕は、新刊を買ってすぐ読み終えた後、1〜2割引の価格でメルカリに出品することが多いです。送料や手数料を差し引いても、かなりお得に読書できます。

時間がかかる

  • 1冊読むのに2〜3時間以上
    本選びで「自分に合うか」を見極めるのが大事!

読書は時間を必要とする行為です。
ある程度慣れている僕でも、1冊読み終えるのに2〜3時間はかかります。

週1冊のペースで読むとしたら、月に10時間前後の時間を確保しなければなりません。

だからこそ「読む本の選び方」がとても重要になります。
そもそも、読む価値のある本に時間を使うのは悪いことではありません。

むしろ問題なのは「自分に合わない本」に時間を取られることです。

最初のうちは、購入前にタイトルだけでなく、目次や数ページだけでも目を通し「これは自分に合うのか」をなんとなくでいいので、確認してから選ぶことをおすすめします。

人間関係がギクシャクすることも

  • 知識がつくと「マウントをとりたくなる」人も…
    定期的に自分を俯瞰して、謙虚さを忘れずに!!

読書によって知識や思考力が高まると、時に周囲とのギャップを感じてしまうことがあります。
「なんでこの人はこんな簡単なことも分からないんだろう?」と無意識に見下したような態度をとってしまうことも。

これは、誰にでも起こりうることです。
だからこそ、定期的に自分を客観的に見つめ直し「自分は今、謙虚に人と接しているか?」と振り返ることが大切です。

読書は人間力を高めてくれるものですが、逆に人間関係を壊してしまっては本末転倒。
知識と同時に、思いやりの心も育てていきたいところです。

※度を超えた読書家の末路を知りたい方は、哲学者の最後を調べてみてください。

読書が続かない人へ!効果バツグンの読書方法4選

読書はただ読むだけではもったいない。
より深く内容を理解し、実生活に活かすための「読書のコツ」を4つ紹介します

明確な目的を持つ

例:「プレゼン力をつけたい」→プレゼン本
→目的があると、情報の取捨選択ができる

なんとなく読んでいるだけでは、集中力が続かず内容も記憶に残りづらくなります。
だからこそ、読書の前に「この本から何を得たいのか?」という目的意識を持つことが大切です。

たとえば…

  • プレゼンの準備→プレゼンの技術に関する本
  • 人間関係に悩んでいる→コミュニケーションや心理学の本

このように、目的に合った本を選ぶことで、必要な情報が自然と頭に入ってきやすくなります。

気に入った本は何度も読み返す

  • 読むたびに新たな発見あり
  • 心の状態で受け取り方も変わる

一度読んだだけですべてを理解するのは難しいもの。
実は、読むタイミングやそのときの心理状態によって、同じ本でも感じ方が変わることがあります。

気に入った本は何度か読み返すことで…

  • 初読では気づかなかった本質に気づける
  • 忘れていた内容を再確認できる
  • 新しい視点を得られる

といった効果があります。

付箋を使って色分けするのもおすすめです。
たとえば、1回目の気づきは赤、2回目の気づきは青などに分けると、再読時に自分の変化も楽しめます。

電子書籍・聴く読書を使い分ける

  • 電車→電子書籍
  • 散歩中→Audible聴く読書
  • 寝る前→紙の本

最近では、「聴く読書(オーディオブック)」という選択肢も増えています。
これは、プロのナレーターが本を読み上げてくれるサービスで、家事や通勤中などの「ながら時間」にも活用できます。

個人的におすすめなのがAmazonの「Audible(オーディブル)」です。
プロのナレーターや声優さんが朗読してくれるので、聴き心地がとても良いんです。

特に「読書する時間がない」と感じている方には、Audibleがぴったり。
通勤時間や家事の最中、ジョギング中など。これまで「ムダな時間」だったところに本の内容を流し込めます。

僕も散歩中や電車での移動中はAudibleを聴いていて、これだけで月に+5冊ほど本を読めています。

読む媒体ごとに目的を使い分けるのがおすすめです。

  • 電子書籍→通勤電車の中など移動時間に
  • 聴く読書→散歩中や手が離せないときに
  • 紙の本→寝る前のリラックスタイムに

など、状況によってスタイルを変えることで、無理なく読書時間を確保できます。

Audibleは初回30日間無料で試せるので「聴く読書」が自分に合うかどうか試してみるのもよいと思います。興味のある方は、ぜひ試してみてください。
※時期によってはさらにお得なキャンペーンも実施してます。

感想をSNSで発信する

  • アウトプットで記憶が定着
  • 他の読者と感想を共有できる
    特にInstagramで読書アカウントを作るのがおすすめ

人間は、読んだ内容をすぐに忘れてしまう生き物です。
ドイツの心理学者江ビングハウスの研究によれば、読書直後から20分で約40%、1日経つと約70%の内容を忘れてしまうといわれています。

これを防ぐためには、アウトプットが効果的。
特にSNSでの発信はおすすめです。読んだ感想や学びを投稿することで、記憶が定着しやすくなります。

僕自身もInstagramで読書アカウントを運用していますが、発信することで実際に以下のようなメリットを感じています。

  • 本の内容をしっかり整理できる
  • 読書仲間との感想共有ができる
  • 次に読みたい本が自然と見つかる
Screenshot

気軽に始められるので、ぜひアウトプットの一環として活用してみてください。

まとめ 読書は人生を豊かにする最高の習慣

この記事では、読書のメリットと、効果的に読むための方法を紹介しました。

読書の習慣がない方は、まずは自分の興味が持てそうなジャンルや、読みやすそうな1冊から始めてみてください。
すでに読書週間がある方も、「なんとなく読んで終わっている」と感じているなら、繰り返し読む・アウトプットするという意識を取り入れてみるのがおすすめです。

実は僕自身、以前は本を読む習慣がほとんどなく、1年に数冊読むか読まないか、という程度でした。
それでも少しずつ読み進めるうちに、読書が習慣となり、今では毎日の生活に欠かせない存在になってます。

読書は、誰にでも始められて、人生を豊かにしてくれる習慣です。
この記事が、あなたの「読書を始める・続ける」きっかけになれば嬉しいです。

もしこの記事が少しでも役立ったと感じたら、ぜひSNSでシェアしていただけると嬉しいです。
読書好きがもっと増えますように。

タイトルとURLをコピーしました